杉間伐材を母材としたバイオチップは消臭力の強いことで知られており、微生物が臭気成分であるアンモニアやメタンなども分解していますので、不快な臭いは抑制されます。
消化槽内に排泄された大便・小便は、バイオチップに生息している微生物によって水と炭酸ガスに分解されます。炭酸ガスは大気に放出され、水はバイオチップに含水させ、微生物の増殖に利用されます。余剰な水分は自然蒸発も含めヒーターで蒸散していますので、汲み取りが不要になります。
バイオトイレの使用頻度があまりに少な過ぎると、バイオチップが乾燥してしまい微生物が生息できません。その際には水補給ランプが点灯しますので、10リットル程度の水を補給してください(池や川の水でも大丈夫です)。
電気代が月額¥3500程度がかかります(24H通電)。また年に1回程度(使用頻度により前後します)、バイオチップの交換が必要となります。バイオチップが年間4袋(1袋30リットル約2500円)かかります。
年に1回程度バイオチップの交換が必要です(使用頻度が少なければ更に長期間もちます)。ただバイオチップ自動排出機能(型式:KJ-T101Aは除く)が付いていますので、特別な知識がなくても容易に行うことができます。それ以外に蛍光灯の交換、室内の清掃などがあげられます。
便器の汚れ落しには中性洗剤をご使用下さい。酸性、アルカリ性のものでは微生物が死滅してしまいます。その際使用する水は、ペットボトル1本(1.5リットル)を目安にご使用下さい。また強力な汚れが付着した時は、便器が簡単に外せますので、外部に持ち出して酸性、アルカリ性の洗剤で清掃することも可能です。床の清掃は、消化槽内に大量に水が入らないように気をつけて頂ければ、水をかけて洗うことができます。
保障期間は1年です。それ以降は有料となりますが、メーカー認定の技術作業員がスピーディーに対応させて頂きます。
必ず水平に設置できること、電源(AC100V、9.5Aが確保できる専用コンセント)があるかどうかお確かめ下さい。もし、無い場合は、防水コンセントの設置をして下さい。
また、電源は絶対に切らないで下さい。 前面に1m以上のスペースが必要です。
排泄物、トイレットペーパー(水溶性のもの。ティッシュペーパーは不可)以外の物は絶対に投入しないで下さい。
杉チップです。杉は多孔質で殺菌作用がないため、微生物が生息しやすいのです。また間伐材なので環境にも優しいです。バイオチップに特別な菌などは入れていません。
1日70回の使用ペースで年に1度程度必要です。臭いが出てきたら交換時期です。1日30回以下であれば、1〜2年の間に1回交換すれば良いです。(3年以上使用できる場合もございます)。
可燃ごみもしくは肥料としてリサイクル可能です。またメーカーの契約農場で無料でお引取りすることも可能です(送料のみご負担して頂きます)。
1日70回を超すと、使用回数オーバーランプが点灯します。しかし1週間420回を超さなければ使い続けても大丈夫です。それ以上お使い頂きますとオーバーフローすることもあります。
シャッター付き便器(特許出願中)が安全装置の役割を果たしています。例えば足を滑らせて消化槽に落ちてしまった時、シャッターがしまらなければ運転動作が始まらないプログラムになっております。